ダイエットの停滞期のときに最も注意すべき点は、精神面のケアなのです。ダイエットのための努力をいくらしても思うようにやせられないために自暴自棄になって、急激に食への執着が激しくなり、過食傾向になってしまうという場合も、決して少なくないようです。無理なダイエットの挙句の果てには、過食とダイエットを繰り返す悪循環に陥ってしまうこともあり得ます。そんな無理なダイエットは、身体のみならず精神面までも傷つけてしまうことになるのです。ダイエット期間中は、ただひたすら我慢するのではなく、たまには自分へのごほうびに好きな食べ物を食べてみたり、気分転換を図ることも大切です。ダイエットを成功させるためには、結果ばかりを求めて焦ったりしないことも大切でしょう。ダイエット中の停滞期はリバウンドしやすいので注意が必要で、さらに停滞期の無いダイエットはもっと危険なのです。一ヶ月以内に体重の１０パーセント以上を落としてしまう様なダイエットの場合、停滞期であることさえ気が付かない位の早い段階で、ダイエットの停滞期が訪れてしまいます。極端に制限のあるダイエットをすると、無月経になったり栄養失調になる場合もあるので、無理なダイエットはなんとしても避けたいものです。極端な制限つきのダイエットをすると、激しい食事制限や運動をやめたあとのリバウンドも大きくなって、結果的にもとの体重より太ることもあるのです。リバウンドが起きてしまえば、それまでの苦労や努力もすべてが水の泡です。あまり体重に固執せず に、気長に楽しむつもりで行うダイエットの方が理想的なのです。